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わすれな草をあなたに [生地-ハーブ&ボタニカル]

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きっとこんな話だって、アッサリと忘れてしまうのよね。
昔話は昨日のことのように語るのに…。
曖昧に笑って、曖昧に逸らして、私の心が後ずさる。
果たされない約束に縛られるのはもうゴメンだもの。

花言葉は「私を忘れないで…」

そんなロマンチックな台詞を添えるつもりはないけど、
よろしかったら如何ですか?

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本日ご紹介の生地は、USA、ROBERT KAUFMAN社の"Last Frontier 2"から、"Forget me not"(わすれな草)のプリントです。氷河、シロクマ、遡上するサケ、など、ワイルドなモチーフばかりの"Last Frontier"と題されたコレクションの中に、なぜこんな可憐な花の柄があるのか不思議に思っていましたが、わすれな草はアラスカ州の州花であることを知って納得しました。日本の庭にも咲く園芸種としても馴染みのある花ですが、北の大地に咲き乱れる野生のわすれな草はどんな表情をしているのか、この目で見てみたい気がします。

魂の香り [生地-ハーブ&ボタニカル]

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10年ほど前からエゴイスト・プラチナムを愛用してきた。CHANELの男性用パルファム。
バリエーションが欲しいときは、最も敬愛している女性から戴いたJO MALONEのオレンジ・ブロッサムと重ねてみると、さらに背筋がシャンとなる私好みのオリジナルの香りになったりもした。
髪はきりりとショートカット、マニッシュな服装を好み、大股に歩く私には、プラチナムは違和感のないチョイスだった…と思う。

ところがちょうどキリの良い昨年の誕生日を境に、ちょっと女性らしい佇まいになるように私は服装をガラリと変えた。もう二度とはかないだろうと思っていたスカート、しかも若干短め。ずっと隠し続けてきた脚を晒し、折れそうなピンヒールのパンプスだってものすご〜く久しぶり!
そんなファッションにプラチナムは似合わない。さてフレグランスは何を纏う? 

ジャドールのバリエーション、白や緑のボトルの優しい系プアゾン、えっ?それってディズニーランドのアトラクション?と聞き返したくなるような名前を持つフルーティーなパルファム…
行きつけのコスメのカウンターで、フレグランスだけは何があっても絶対に変えないの!とビューティストに頑固に言い張ってきた私が、えへへ、と照れ笑いで前言を誤魔化して片っ端から試香させてもらう。ラストノートも要チェックだからムエットを持ち帰って吟味。でもどれも「私の香り」にはならない。香り選びに妥協ほどふさわしくないものはない。

結局これぞという候補が見つからないまま香水難民を続けていたある日、いい匂いがするね!と、娘が小犬のようにクンクンしながら抱きついてきた。
香水はつけていない。シャンプーも無香料。薫の君じゃあるまいしこの身から芳香が立ち上っているわけもない。
とすれば考えられるのは・・・ラベンダー
一年365日欠かすことなく眠りにつく枕元に漂わせ、仕事場にもクローゼットにもバッグの中にも私の暮らしにラベンダーの香りはいつも寄り添ってそこにある。南仏の風の中で育った紫のビロードのような蕾から採られた透明な精油や芳香蒸留水、あるいはカラリと晴れた夏の日に信州の高原で摘み採ってきて作ったドライフラワーやサシェ。
フレグランスを纏う、という意識さえすることなく、いつも私のまわりに当たり前のように漂っていた香り。
ときに安らぎを、ときに活力を、ときに深い嘆きにさえ耐える気力を与えて、いつも私を支えてくれた香り。

しばらくはこのまま、ラベンダーの香りだけに包まれて、あるがままの私で生きてみることにしよう。

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本日ご紹介の生地は、USA、RJR Fabrics社のThe Gathering Gardenシリーズから、正統派ボタニカルアートとも称するべきラベンダーとバラのプリント生地。The Gathering Gardenと名付けられたこの一連の生地には、花を愛する私にはついつい手が出てしまう素敵な柄がたくさんあります。ただ甘いだけではない優しさの香るラベンダーとバラの高貴な芳香、そのブレンドがリアルに想像できる私の大好きな一枚です。

ラベンダー・ブルー ♪ [生地-ハーブ&ボタニカル]

The Gathering Garden by Debbie Beaves, RJR
画像は幅約13cmの部分です。

この生地を広げると、10年以上前のまだ幼かった娘が「ラベンダー・ブルー」という歌を口ずさむ声がきこえてくるような気がします。それは当時NHK教育テレビの「英語であそぼ」という番組の中で歌われていた曲です。
私の家の庭のラベンダーも、その頃はまだ若い小さな株ばかりで、とてもこんなふうに花籠をいっぱいに満たすほどの花穂はつけませんでしたが、初夏の薫る風の中で娘と庭の花々を摘んで遊んだ懐かしい日々は、私の人生の中で忘れがたく華やかな季節でした。

花籠の中には、ラベンダーと青いバラ。
生地全面にもラベンダーの細かな花が散り敷かれて、遠い日の記憶とともに、芳しい香りまでもが立ちのぼるような魅力的な生地です。


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